名匠との邂逅。
うなぎ登川(約830m・徒歩11分)
この街を知り尽くしたプロフェッショナルが語る
「恵比寿」の魅力とは。
恵比寿を働くステージとし、
日々多くのお客さまと
接している皆さんに
その街並みや人々、
そしてお店の魅力などについて
語っていただきました。
恵比寿に移転して40年。
地元で愛され続ける鰻の老舗名店。
関東風うなぎの
名店「登川」について
約80年前に先代が新橋で創業し、恵比寿に移転してちょうど40年を迎えます。先代がやっていた新橋の料亭が、「梅茂登」でした。恵比寿で鰻屋を開業するにあたり、小田川の川と、梅茂登の登をつけて、川を登るということで「登川」となりました。現在、お店は私と妻と、将来3代目となる娘の3人で切り盛りしています。
こだわりの『鰻』、
そして鳥料理について
まずタレは、独特の製法があります。先代から受け継いだ伝統の味で、現在は3代目になる娘に教えているところです。鰻は、注文を受けてから蒸して焼くのが、創業時からのこだわりです。継ぎ足しのタレは、関東風の辛めでさらっとした味が特長。また、鰻も先代から変わらずに愛知県一色産の鰻を使用しています。また、もともと料亭をやっていたので、鰻以外の焼き鳥などのメニューも充実しています。特につくねは、先代からの伝統の味ですし、地鶏の唐揚もお客さまにご好評です。
恵比寿は1年中イベントが盛んで
下町のような温かな雰囲気も。
恵比寿の街と人、
そして恵比寿の丘について
恵比寿の丘のあたりは、昔から住む常連さんたちから、ビール樽が貯蔵されていたところと聞いています。静かでとても落ち着いたエリアですよね。当店のお客さまは、3世代で40年くらい通ってくださっている常連さんも多いんですよ。恵比寿は、交通の便や、立地が素晴らしいのはもちろんですが、恵比寿は治安がとてもいいんです。昔から住んでいらっしゃる方々は、紳士的な方が多いですよ。
「恵比寿に住もう」と
考えていらっしゃる方にメッセージ
意外かもしれませんが、恵比寿の街は下町気質が残っていて、お祭りや、運動会なども行われるほどなんです。16町会の自治体がしっかりしていて、美化活動などにも積極的に取り組んでいます。夏の盆踊りや秋祭りなど、お祭りやイベントがとても多く催されるので、恵比寿で暮らす方は1年を通して楽しめますよ。
- ※掲載の取材コメント・撮影写真は2023年11月に行ったものです。今後掲載内容が変更になる場合がございます。
- ※掲載の現地からの距離分数は地図上で測定した概算です。徒歩分数は1分=80mで算出しております。