DESIGN
VALUE

進化する街「名谷」駅徒歩3分×総318邸の資産価値

リノベーションが進む「神戸市・名谷」。
その名谷駅徒歩3分に総318邸のプロジェクトが誕生。
本プロジェクトの未来価値を住宅専門家が紐解きます。

VALUE 01駅徒歩3分×大規模開発の「リセールバリュー」

KEYPOINTS 「駅近物件ほど資産価値を維持しやすい」は、
マンション業界のセオリー

マンション購入は、単に住まいを買うというだけでなく、人生において最大の「資産づくりのチャンス」です。そのため、マンション選びをする時は、住み心地の良さはもちろんのこと、「資産としてどのような価値があるか?」を客観的に分析しておく必要があります。その資産価値を計る上で最もわかりやすい指標のひとつとされているのが「リセールバリュー」です。

リセールバリューとは、新築から約10年が経過して中古物件になったとき「価格がどのように推移したか?」を数値で表したもの。マンション業界では「駅に近いほどリセールバリューが高くなる」と言われ、実際に神戸市内の中古物件を見ると「駅徒歩3分以内は137.3%」と最も高くなっていることがわかります。
なお、この数値は新築時から137.3%も価格が値上がりしたことを示しています。

こうしてリセールバリューの高いマンションを選べば、仮に将来転勤や転職、ライフステージの変化によってマンションを手放すことになったとしても、住宅ローンの残債をスムーズに精算可能。売却益が発生した場合はその額を頭金に充当することで、無理なく住まいのステップアップを続けることができます。もちろんリセールバリューは物件や時勢によって異なるため確約されるものではありませんが、リセールバリューに大きな影響を及ぼす「駅からの近さ」は、マンション選びの際に特に重視したい条件となります。

駅徒歩3分以内物件のリセールバリューは約137%上昇!

マンションの希少性において、最寄駅への近さは重要なポイント。
もちろん駅徒歩分数が少ないほど資産価値はアップする傾向があります。

※2000年〜2020年に新規分譲され、2020年〜2023年8月に中古流通した分譲マンションを対象に新築分譲価格からの価格維持率(リセールバリュー)を算出
※専有面積30㎡未満の住戸および事務所・店舗用ユニットは集計から除外
※Realnetマンションサマリの新築マンションデータとアットホーム社の中古流通マンションデータを元にリセールバリューを算出

KEYPOINTS 「生活利便」と「希少性」が駅近物件の
リセールバリューを押し上げる

では、なぜ駅に近い物件ほど数値が高くなるのでしょうか?その理由はとてもシンプルで「駅に近く、生活利便の良い場所に住みたい」と考えている人が多いからです。

駅は移動手段の出発点としての役割だけでなく、商業施設・文化施設・教育施設・オフィス・クリニックなど“地域の核”となる生活機能が集積しているため「便利な暮らし」を実現可能。駅近生活のおかげで通勤時間を片道10分短縮できれば、1日20分、月間で約6.6時間のゆとりを創出できるほか、お子さんの通学・通塾時も送り迎えの手間がなくなり、日々のタイムパフォーマンスが格段にアップします。さらに、駅が近くにあればマイカーを持たない選択もでき、コストパフォーマンスもアップ。外出が億劫にならず、快活な日々を送ることで健康寿命の延長につながります。このように「駅近生活のベネフィット」が安定した住まいニーズにつながるため、結果的に「リセールバリュー=資産としての価値」を押し上げることになるのです。

なお、本物件は神戸市が推進する《リノベーション神戸》において、重要拠点のひとつに位置付けられている『名谷』駅徒歩3分の駅近マンション。一般的に便利な駅近エリアは既に多くの建物が建ち並び、大規模マンション開発の余地がないことも多いのですが、本物件は《名谷活性化プラン》の政策のひとつである「ゆとりある郊外型居住」のモデル街区に誕生するため「駅徒歩3分」という恵まれた立地でありながら「総戸数318戸」というビッグスケールが実現しています。

神戸市内において最大級となる駅近大規模マンションプロジェクト─この「マーケットにおける希少性」も本物件の強みであり、将来的なリセールバリューののびしろにも大きな期待が持てそうです。

VALUE 02マンション業界のトレンド スマート3LDKのススメ

KEYPOINTS 建築コストが上昇している今だからこそ
「面積を抑えて購入費用を軽くする」がポイント

円安による資材価格の高騰や建設業界の働き方改革等の要因を受けて、建設コストが年々上昇傾向にあることは皆さんもご存知でしょう。(※1)大阪・関西万博の総工費が大きく跳ね上がったというニュースからもわかる通り、建設コストの上昇は日本国内で一朝一夕に解決できる問題ではなく、今後も長期的に継続すると考えられています。

そのため、「予算が想定よりオーバーしそう」とマンション購入を躊躇している方も多いと思いますが“価格が落ち着くのを待つ”というのは現時点では悪手。「気に入った物件が見つかったらなるべく早く決断すること」そして「少し面積を抑えることで購入費用を軽減すること」をおすすめします。

KEYPOINTS いまマンション業界でトレンドとなっている
「スマート3LDK」とは?

新築マンションの住宅性能は年々進化しています。そのひとつが「空間設計」。近年は工法やプランニングの工夫によって“面積を抑えながら広く暮らせる間取り”が多彩に揃っており、従来の間取りとは空間の印象や住み心地がまったく異なります

例えば、3LDKといえば従来概念では70㎡台をイメージする方が多いと思いますが、近年のマンション業界では“60㎡のスマート3LDK”が主流。空間の可変性を高めることで、家族構成の変化に合わせて「広さ重視の間取り」←→「部屋数重視の間取り」を自在にアレンジできるようになっています。

では《L3タイプ》の間取りを参考にしながら、その魅力をチェックしてみましょう。

  1. 1廊下が短い
    廊下を極力短くすることで、居室や収納面積をより広く確保している経済設計。面積から想像する以上の広さを実感
  2. 2入口に引戸を採用
    引戸は開き戸と違って開閉時のデッドスペースがなくなるため洗面室が広々、開けっ放しにしておいてもOK
  3. 3家事動線が効率的
    キッチンと洗面室入口が並んでいるので水まわり動線が効率的に、家事の時短効果もアップ
  4. 4LDKの一体感
    ハーフオープンのキッチンカウンターはLDKののびやかな一体感を演出。LDで遊んでいる子どもの様子にも目が届きやすく、リビング学習にもぴったり
  5. 5可変性が高い
    ウォールドアのような「壁が動く間取り」なら、大掛かりなリフォームなしで間取り変更可能。ライフスタイルに合わせて部屋数をアレンジできる永住仕様のプランニング
  1. 6大空間を確保
    ウォールドアを開放すれば合計14.7畳の大空間が完成するため、シングル・DINKS期は明るい横長リビングの2LDKに。ドアを壁面にスッキリ格納できるため視覚的にもゆったり
  2. 7憧れのワークスペースも
    洋室(3)を在宅勤務用のワークスペースに。リモート会議の時はウォールドアを閉じればプライベートを目隠し可能。将来お子さんが増えたら子ども部屋として活用を
  3. 8収納が大きい
    大型のウォークインクロゼットがあれば収納家具は不要、ベッドや机の配置もスムーズに
  4. 9管理・修繕費負担を軽減
    コンパクト3LDKなら、面積に応じて決まる管理・修繕費も節約可能。また面積を抑えることで冷暖房など光熱費のランニングコストも軽減でき、長期的に家計負担を軽減

左右にスクロールできます

01 「スマート3LDK」のメリット 4人暮らしに必要な最低居住面積は50㎡、
ジャストサイズな住まいのススメ

国交省の住生活基本計画によると、健康で文化的な生活を送るために必要な「最低居住面積の水準」は、単身世帯で25㎡、2人暮らし以上の世帯で10㎡×世帯人数+10㎡とされています。つまり、4人暮らしのファミリーなら50㎡の面積があれば水準をクリアしていることになります。住まいの広さは購入費用だけでなく、管理・修繕費、光熱費など入居後のランニングコストにそのまま直結するため、最低限の水準を満たす“ジャストサイズな住まい”を選べば、長い目で見て家計の節約につながります。

image
02 「スマート3LDK」のメリット 子どもの勉強部屋が必要になる期間は
わずか10年間

また、日本では戦後から“欧米のような広い部屋”への憧れが根強く残っており、「これから必要になる子ども部屋の数=最大の住まい面積」を目安にして間取りを選ぶ傾向が見られました。しかし、近年は「リビング学習」を採り入れるご家庭も増えているため、実質的に勉強部屋が必要な期間は、中学1年生(13歳)から大学卒業(22歳)までの10年間というケースも少なくありません。その後子どもたちが独立したら、再び夫婦二人の生活に戻ることになるため、わずか10年間を目安にして広い住戸を選ぶより、部屋数を確保しながら小さく暮らすスマート3LDKのほうが、堅実な選択になると筆者は考えます。

image
03 「スマート3LDK」のメリット スマート3LDKなら幅広い世帯にフィット、
将来売りやすく貸しやすい

“広すぎる住戸”は、将来マンションを売る場合も貸す場合も、分譲価格や賃料設定が高めになるため、どうしても“買える層・借りられる層”が限定してしまいます。

しかし、スマートサイズの3LDKなら予算的にも手が届きやすくなり、これから結婚を想定しているシングルの方、自宅内にワークスペースを確保したい働き盛りのDINKSカップル、子育て期に突入したファミリー、別々の寝室を希望しているシニアご夫妻まで、幅広い世帯の暮らしにフィットする間取りになっています。つまり、住まいニーズの受け皿が大きくなることで「売りやすく貸しやすいマンション」になると期待できるのです。

こうした資産としての“流動性の高さ”にも注目しながら、スマート3LDKの暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?